明けましておめでとうございます。
今年はネットアップに来て4年目の年になります。そして、マーケターに職替えしてから2度目の厳しい状況を迎えようとしています。
昨年後半から吹き荒れ、全世界をEconomic Crisisに巻き込んだ、米国金融業界発のパーフェクト・ストームの影響が1年中続くといわれています。企業のIT予算はもちろん、雇用調整などふくめた大幅なコスト削減が続くことになるでしょうし、ネットアップだけがその経済危機の影響をまったく受けずにやり過ごせるわけではないでしょうから、企業としての生き残りを賭けたさまざまな施策を実行していくことになると思います。
そんな中、限られた予算とリソースで、どのようなマーケティング活動ができるのか、やるべきなのか。今年はこれまでの経験をベースにしたやり方、従来の常識やセオリーに基づいたマーケティングプランでは成果をあげることは難しいでしょう。
これまでの常識やセオリーにとらわれないマーケティング施策を、必死に考えて実行に移さなくてはなりませんが、その一方で、ネットアップのコア・コンピテンシーは不変であり、その価値はこのような状況下にこそ最大化され、ユーザー企業に貢献できるものなので、この軸をぶらすことなく市場に対して、その価値が具現化された「製品」と「サービス」を、適切な時期に適切な状態で、最適なメッセージとともに提供していくことが、ソリューションマーケティングの2009年の最重要課題と考えています。
ソリューションマーケティング部は、ソリューションフォーカスの活動を行うことを前提としていますが、私としては、データマネジメントにおけるユーザー企業の課題解決に向けたソリューションを、ネットアップからすべて提供できるようにしようとは考えていません。
ユーザー企業の課題解決に必要なものを考えるとき、もっとも適切な解決策を考えられるのはベンダーでもSIerでもなく、ユーザー企業自身に他ならないと考えています。そこで、そのユーザー企業自身がその課題解決のためのソリューションを検討する際に有効なツール群の提供に注力したいと考えています。
ネットアップの製品・サービスが、どの範囲のどのレベルまで、どれだけ貢献できるのか、そして、ネットアップの製品・サービスが、どのISV/IHVの製品・サービスと組み合わせることが可能で、どれだけのことができるのかを、プルーフとともに具体的かつ明確に理解できるようにするためのものです。
マーケティングだけで何かを成し遂げられるわけでもありませんが、これらのツール群を弊社のフィールドセールスのみならず、販売パートナー様にも提供していき、その一方でさまざまなコミュニケーションビークルを活用して、ユーザー企業に対する具体的な貢献の可能性を訴えていきたいと思います。
そこで、2009年前半(は、ネットアップの会計年度下半期と4ヶ月ほどかぶります)は、
- サーバ仮想化とグリーンIT(VMware/ESX Server, Microsoft/Hyper-V, Citrix/Xen)
- メッセージング&コラボレーション(Mail, CMS, Groupwareなど)
- バックアップ&リカバリ
の3分野に力を注いでいく予定です。
その一方、新会計年度開始以降の展開を念頭に、以下のエリアでの取り組みの準備についてもこの前半から行っていきます。
- ビジネスアプリケーション環境(Oracle & SAP)
- デスクトップ仮想化(VMware VDI, XenDesktop)
それぞれについてのもう少し突っ込んだアップデートは、また追々書いていきたいと思っています。
本年もよろしくお願い申し上げます。